大正後期から昭和初期にかけて料亭として建てられた数寄屋建築。お部屋ごとに欄間や小窓などの意匠、素材などが異なり、職人の高い技術と遊び心を感じられる貴重な建物です。その基本構造やディテールを生かしつつ、ホテルの客室として快適にアレンジした11室は、専用の庭を備えたお部屋、メゾネットタイプのお部屋などバリエーションに富んだ構成。それぞれに、そのお部屋ならではの魅力を感じていただけることでしょう。
新たに建てられる杉目模様の美しい建物は、一般的なホテルのような廊下に沿ってドアが並ぶ画一的なつくりを避け、お部屋とお部屋が接することのないようにゆとりをもって館内をレイアウト。
各お部屋の入口は、京都の路地を歩くように共用の廊下から少し入ったところにあります。
町家のような細長いお部屋、畳敷きの小部屋を備えたお部屋、半露天風呂付きのお部屋などそれぞれにユニークな特徴があり、好みや目的に応じてお選びいただけます。